活脳晴明鍼の臨床

症状 高血圧、眼底出血

T・Tさん 55才 女性

元々、持病の腰痛で時折通っていました。 50歳を過ぎる頃から段々血圧が高くなり、内科でカルシウム拮抗剤と呼ばれる降圧剤を飲むようになりました。年の瀬に、朝起きると目の前に霧がかかったようになったので、驚いて眼科に行くと、右目が眼底出血を起していると診断されました。レーザー治療を受けましたが、思うように血が引きません。
通っていたりゅうえいさんに相談したところ、血圧を安定させ、一刻も早く眼底出血を改善させるために、鍼灸治療を行うことになりました。
耳の周りの血圧を安定させるツボや目の周りの血流を良くするツボに鍼治療を受けました。また、先生の勧めで自宅で沢田流合谷というツボに毎日1回お灸をしました。
すると、10日ほどで眼底出血が完全に消え、眼科医にも「視力も元通りになりましたね」と言われました。どうやら長引く高血圧のため、動脈硬化を起していたようです。それからは健康維持のため、2週間に1回は必ず通っています。