活脳晴明鍼の臨床

症状 黄斑円孔 白内障

O・Aさん 71歳 女性

除々に視力が低下してきたが、白内障のせいと思っていました。ところが急激に物が見えなくなり、かかりつけの眼科を受診すると、右黄斑円孔と診断されました。右視力0.2、左1.0とのこと。また、経過を観察し、悪化するようだったら、手術とのことでした。そこで、少しでも視力が改善すればと思い、知人の紹介で来院しました。

担当者
より    
ひととおり一般的な視力改善のための鍼灸治療を行ったあと、合谷と照海の自宅での温灸を教え、最低月に1回は来院するようにと言って帰らせた。かなり物が見えるようになったし、眼科の視力検査でも右視力0.6と改善傾向を示していたと電話で報告してきた。その後、ほぼ発病前ぐらい物が見えるようになったと言っていた。眼科の検査でも黄班の穿孔は完治しているし、視力の改善が見られるので更に経過観察をするとのことだった。

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