活脳晴明鍼の臨床

症状 緑内障

N・Yさん 45才 男性

人間ドックで以前から、左右20㎜Hg前後と高眼圧を指摘されていましたが、仕事が忙しく放置していました。ところが最近頭痛や目の奥の痛みが頻発するので眼科に行くと、眼圧が左27㎜Hg、右31㎜Hgの緑内障と診断されました。視野もせばまっているとのことでした。そこで、眼科の治療と平行して鍼治療も受けて、早く眼圧を戻すべく通い始めました。
頭や腕、足のツボに鍼治療を受け、首・肩のこりをほぐす散鍼という手法もやってもらいました。先生の勧めで、自宅で沢田流合谷というツボに毎日1回お灸を続けました。この沢田流合谷は白内障、緑内障、眼底出血等の眼科疾患に効果があると言われているツボだそうです。経過は良好で、1ヶ月ほど経って眼科に行くと、左右18㎜Hg、右16㎜Hgと眼圧は正常化しました。ただ正常化したといっても深く沈んで進行する場合もあるそうで、今後、りゅうえいさんに通院しなくなっても、沢田流合谷には必ず毎日お灸をするように言われ、続けています。