活脳晴明鍼の臨床
症状 左同名半盲 白内障
K・Kさん 72歳 男性
狭心症のバイパス手術のあと、脳梗塞を発症。梗塞した場所が後頭葉のため、左同名半盲を発症しました。りゅうえい治療院が活脳鍼という脳卒中の後遺症の治療を得意としていることを知り通い始めました。
担当者 より | 週に1回鍼灸治療を1ヶ月ほど行うと、両目とも2~3割ほど視野が広がっていることが眼科の視野検査により判明。眼科医が驚いていたと、満面の笑みで報告してきた。その後の視野検査では、まったく見えなかった左目の左側の視野も広がっていた。そのころから、視野の広がりを自覚してきたが、新たに曇りガラスを通して物を見るようだと新たな症状を訴えていた。眼科で白内障は軽度と言われたそうだが、視野の改善とともに白内障の症状を敏感に感じるようになったのではないかと判断し、合谷の自宅における温灸を強く勧めた。その後、目のくもりはまったくなくなった。現在、花粉症によるアレルギー性結膜炎を発症し、その治療も行っている。 |