龍勢鍼の臨床 喜びの声

過去に龍勢鍼を受けられた患者様より、ご感想を頂戴しておりますのでご紹介いたします。

A・Kさん 35歳 女性

首肩の鈍痛と、右の腕から指にかけての痛みとしびれが辛く、特に右手で物を持ったときに小指側に強く感じました。整形外科で胸郭出口症候群という診断を受け、鎮痛薬を飲んだりしましたが、はっきりした効果が感じられず、知人の紹介でカイロプラクティックの治療も受けました。確かに首肩の鈍痛は楽になりましたが、痛みとしびれはすぐにぶり返してしまいます。専業主婦なので、しっかり家事をこなさないと、家族に迷惑がかかるので、掃除や洗濯、お勝手仕事ぐらいは完璧にこなせるようになりたいと思い、自分でりゅうえい治療院のことをネットで調べ、受診することにしました。

担当者より鎖骨の上を押さえると、痛みやしびれが激しくなる。腕の付け根にある中府というツボにも圧痛がある。更に首も華奢で腕も細い。まず胸郭出口症候群に間違いないだろう。この病気は腕に伸びる神経のみならず血管も同時に圧迫されるので、進行すると頭痛やめまい、眼精疲労などの症状を併発することもある。一刻も早く改善させる必要がある。鍼灸治療は鎮痛作用や神経の機能を高めるだけではなく、血管を拡張させ、血流を促進させる作用もある。手の末端や、胸や背中のツボに鍼灸治療を施すと、痛みやしびれが激減し、上肢の運動が楽になっていた。その後、月に2回の割合で来院している。ママさんテニスを週に1回行っているとのことだが、何とか小康状態が保たれている。

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