当院は独自の鍼灸治療「活脳鍼」でガン緩和ケアに取り組んでいます。
一生のうちでガンになる確率は2人に1人と言われています。男女比は男性に多いとのことです。これらの統計からみて、誰でもが高い確率でガンになるということが判ります。
男性の死亡数は肺ガンがトップで、女性は大腸ガンとなっていますが、近いうち女性も肺ガンが1位になる可能性が高まっています。

最大の発ガン物質はタバコと言われていますが、喫煙者数が少ない女性が肺ガンのリスクにさらされているのは不可思議です。専門医の話では受動喫煙や女性ホルモン、遺伝が関与しているとのことですが、理解しにくい面もあります。要するに殆ど解明されていないということでしょう。
これがガンの予防を困難にしている所以です。
このようにガンは死亡率の高い疾患ですが、最近では手術や放射線、抗ガン剤などで根治に至るケースが増えているのも事実です。
毎年5年生存率が高まっていることが、その裏付けになります。

とにかく、早期に発見し適切な治療を受けることが死亡率の低下につながりますので、老いも若きも進んで検診や人間ドックを受けることをお勧めします。

その検査ですが、結果は待ち遠しく思う反面、怖い病気が見つかるのが不安になるのが人情です。なかにはガンと診断される場合があります。2人に1人ですから、その確率は低くはありません。早期だから治る確率が高いと言われても、多くの人は心が乱れ平常心ではいられなくなります。
さらに進行ガンの場合は、迫りくる死の恐怖で胸が押しつぶされてしまうでしょう。
また、痛みや吐き気、食欲不振、下痢、便秘、倦怠感などの肉体的な苦痛、うつや不眠、自律神経失調などの精神神経的な悩み、経済的な問題など、様々な不安が頭をよぎります。

多くのガンは大きくなったり浸潤したりして、臓器の機能を狂わせますし、神経を圧迫することで耐え難い痛みも起こします。次第に遠隔転移を起こし、全身がガンにおかされてしまう場合もあります。
これらは最もガンの恐ろしいところです。進行すると重篤な症状が現実のものとなってしまうからです。
ホスピスが最後の砦になります。人間の尊厳を維持させるための緩和ケアが主体になりますが、苦痛が和らぐことで延命することもあります。免疫力が甦るからでしょうか。

もっとも、ガンとの闘いで手術の後遺症や、抗ガン剤、放射線の副作用が不快な症状に拍車をかけていることもあります。
頻発する副作用としては食欲不振、吐き気、下痢、便秘、貧血、免疫力低下、脱毛などが挙げられます。

ガンを克服するための治療ですが、副作用が激しい場合は途中で断念するケースもでてきます。
また、抗ガン剤や放射線治療が効かなくなることがあります。
ガン細胞が耐性を帯びてしまったのです。こうなると、副作用というデメリットの方が際立ってきます。
個々により異なりますが、激しい副作用に苦しむ人がいるのは事実です。
そこで、ご紹介するのが、当院独自のガン緩和ケアです。 当院は長きに渡り、ガン患者さんの肉体的な苦痛の軽減やメンタル面でのフォローを行ってきました。

治療経験は、肺ガン、胃ガン、大腸ガン、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、膵臓ガンなど多岐に渡ります。
皆さん、痛みや食欲不振、吐き気、下痢、便秘、貧血、脱毛、不安、不眠、免疫力低下など、そのうちのどれかに悩んでいました。
それでも多くの方に治療成果がみられています。抗ガン剤の治療を受けても、満了の4~6クールまで副作用が抑えられたと感謝されることも多々あります。
また、進行ガンで病院で処方された鎮痛剤だけでは転移の痛みが取れなかった方が、当院のガン緩和ケアを併用することで、日常生活に差支えなくなる程度までに軽減した例もあります。
食欲も湧いてきて、今まで痩せる一方だったのが、にわかに太りだしてきた例もあります。
なかには死の恐怖でうつになり不眠に悩んでいた方が、熟睡できるようになったと、感謝される例もありました。
その他、免疫力低下が改善したのか、風邪を引きにくくなったなどの報告もあります。

但し、当院のガン治療は肉体的、精神的な苦痛を軽減する緩和ケアです。治す治療ではありませんので、その点はお含みおきください。
それでも、当院のスタッフが会員として所属している「日本ホリスティック医学協会」の医師等は肉体的、精神的苦痛が緩和されると、免疫力がアップすると報告しています。
ガンと闘うには苦痛を取り除き、愛と希望に満ちた毎日にして、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性化をはかることが肝要とのことです。
考えてみれば脳卒中や心筋梗塞では発症後直ぐに亡くなってしまうことも少なくありません。ところがガンは時間的な猶予があります。
苦痛が緩和されれば、家族や親せき友人とたっぷり話し合うこともできますし、好きな旅行を楽しんだり、美味しいものを食べたりする機会もでてきます。

また、末期ガンと言っても、全員が死の転帰をむかえるわけではありません。壮絶な状態になることもなく長期延命する方もいます。
そんな方に共通しているのはいつも心に愛と希望を抱いているところです。
闘病生活は辛いでしょうが、楽しいことにも積極的に取り組みましょう。趣味や好きなことに時間を割き、心の余裕を持つことが大切です。そして、この世の生きとし生けるものに愛情を感じ、森羅万象に敬意の念を持つことです。
次第に心に愛と希望が生まれ、ガンと闘う勇気が倍増してきます。
この前向きな気持ちが免疫力を増強させるのでしょう。
当然、前向きな気持ちになると笑いを取り戻せます。
笑う門には福来るという諺がありますが、笑いは苦難で疲れはてた心や身体を癒し、明るさを与えてくれるばかりか免疫力もアップすると言われています。

一説によると、笑うことで前頭葉の血流が高まり活性化します。この刺激が間脳に響き、情報伝達物質の神経ペプチドを増産し、血流やリンパを介して全身に運ばれ、NK細胞などの免疫細胞を活性化するとのことです。

実は当院のガン緩和ケアも前頭葉を活性化する活脳鍼を応用しています。活脳鍼は顔にあるツボに鍼を刺し、三叉神経や顔面神経、迷走神経を介して刺激を脳に及ぼす鍼灸治療です。当院オリジナルの治療法です。

活脳鍼を施すと、ものの数分で前頭葉の血流が増加します。
これは瞬時に脳血流が測定できる光トポグラフィーによる調査で確認しています。
次の画像が光トポグラフィーで、その下の画像が脳血流の増加を示しています。


脳血流の改善はガンの緩和ケアに大きなメリットがあります。
特に前頭葉の左DLPFC(左背外側前頭前野)の活性化は重要です。
左DLPFCの活性化は気持ちを明るくする作用が示唆されています。磁気を使った治療器でこの部位を刺激し、血流を促進させると、うつ病が改善するとのことです。前向きな気持ちが生まれるのです。笑いと共通する作用があるようです。
また、疼痛は左DLPFCの機能低下が原因のひとつに挙げられています。左DLPFCは脳の前頭葉の左前側にあります。慢性的な痛みはトラウマのように脳にこびりつき、痛みの感覚を鋭くしてしまうのです。1の痛みが10の痛みとして感じてしまうのかもしれません。したがって、痛みに関しても左DLPFCの機能強化が必要です。
左DLPFCの機能低下による疼痛ついては詳しくは次のタブからお入りください。
更に左DLPFCの機能低下は感情をコントロールする能力を失い、うつや不眠、熟睡障害を起こすこともあります。
これについては詳しくは次のタブからお入りください。
因みに右DLPFCは悲観的な予測をする機能があります。うつや不眠の方は、この脳領域が優位的に働くことが推測できます。
もしかしたら重度のうつ病や不眠の方は、左DLPFCの機能が低下し、右DLPFCの機能が亢進しているのかもしれません。
いずれにしろ当院のガン緩和ケアは治すという治療法ではありませんが、ガンが原因の様々な苦痛を軽減し、愛と希望に満ちた心で、ガンに立ち向かう勇気をもってもらうことを目的としています。現行の標準治療と併用することも、担当医の許可を得て単独で受けることも可能です。
お困りでしたら、何なりとご相談ください。
